調査・レポート
2020.05.11
会員向け緊急アンケート【企業関係者からの質問に対する回答】
人事の図書館では2020年4月20日(月)~4月24日(金)の間に「会員向け緊急アンケート」を実施し、新型コロナウイルスによる企業及び大学の最新の状況を調査いたしました。その際、企業の皆様から頂戴した大学への質問に関して、ヒアリング調査を2020年4月27日(月)~4月30日(木)の間に実施し、回答をいただきましたので、一部内容をご報告申し上げます。
※回答に関しては、複数の大学からのご意見を基に、当社の学校企画部で集約したものになります。
スケジュールについて(1)
◆中止になったイベント等の代替日程はあるのかどうかお聞かせいただきたいです。
◆学生と企業の接触機会や学内合説など中止や延期になったものは、終息後追加で実施されるかどうか。
・学内合説については大学としても後期に実施できるのか模索中が多い。実施できても体育館等での一般的な合説スタイルではなく、小教室を使って少数の企業様を数日間に分ける形になるかも?オンラインでの開催も模索している大学もある。
・3月に合説が出来なかった大学がほとんどのため、別に機会を設けたいと考えている大学はいくつか見受けられる。
・中止になったイベントの代替日程という考えはあまりない。後期に教室使用イベントやWEBでの実施を模索中。
◆コロナウイルスの影響で学生さんはどのように就職活動をしていらっしゃるのでしょうか?学内合同説明会等中止になっておりますが、代替対策等されるのでしょうか?
・ナビ等で活動を続けるように言っているが、事実上活動できていない学生が多いのではないかと困っている。
・企業の選考が止まっているため、選考の再開を待っている学生が多い。すでに内定を持っている学生も、他の企業の選考が止まっていて、承諾ができない。オンライン等で採用活動をしている企業については学生も動いてる。
・インターンシップ参加企業及び3月エントリー企業で、一部WEB面接等が進行している学生が3割程度。就職サイトで企業探しを行い、エントリー作業を続けている学生が4割程度。出遅れ組で、業界研究・企業研究が遅れており、まだ企業へのエントリーまで至っていない学生が残りの3割程度。この層の学生の就職支援を何とかしたいと思っているが、現状、何もできておらず困っている・・・。
・春までに接触のあった企業(インターンなど)やナビ等を使用して探した企業との選考を進行している学生も少なからずいる。学内に来ている求人(システム上に掲載)を見るように促したり、情報会社のサービスを上手く使うように促すメールを学生に送ったりしている。