特集
2019.11.11
グローバル人材採用のススメ 03
「働く仲間の物心両面の幸せ」を、全社一丸となって実現していきたい。
株式会社ブロンコビリー 人事総務部 人事課長 國立正さん

株式会社ブロンコビリー
調理法や素材、店舗の雰囲気、そしてスタッフの接客の全てに徹底的にこだわり、他では味わえない「ご馳走レストラン」として東海圏を中心に135店舗(2019年10月15日現在)を展開する株式会社ブロンコビリー。「断トツ日本一のステーキハウス」を目指す同社のグローバル採用の現状について、人事課長の國立さんに詳しくお話を伺ってきました。
「断トツ日本一のステーキハウス」を目指す理由。
――國立さんはブロンコビリーでアルバイトをしておられて、そのままご入社されたそうですね。
はい。当時働いていたお店の店長に憧れて、「こういう人になりたい」と思い、入社しました。当社では新入社員はまずは店舗に配属され、実践を通じて仕事を覚えていくことになります。私も店舗スタッフを皮切りに、副店長、店長、そして店舗を統括するエリアマネージャーを経験し、約10年前から人事総務部で採用担当をしております。
――他では味わえない「ご馳走レストラン」がコンセプトになっていますが、それを支える店舗スタッフの教育も重要ですね。
「ご馳走レストラン」には、単に食事を済ますようなレストランではなく、食事を心から楽しんでいただけるレストランでありたいという想いが込められています。そのため例えばステーキやハンバーグはガスではなく炭火で調理しており、冷凍肉は一切取り扱っておりません。またサラダバーも加工済の食材をお出しするのではなく、新鮮な野菜を全て店舗で調理してご提供しております。一般的なチェーンレストランでは無駄とされてきたこれらの手間を省くことなく、お客様にお喜びいただくための手間を惜しまないのが当店のこだわりであり、多くの方にご支持いただけている点だと思います。
しかし一方で、社員だけでなくパート・アルバイトの方にも調理技術を習得いただかなければなりませんので、教育が重要であることはもちろんですが、それ以上に重要なのが、働いている全ての仲間の幸せを考え、「ここで働いてよかった」と思っていただけるような店舗、そして会社であり続けることです。そのためにまずは「断トツ日本一のステーキハウス」という高い目標を達成する、そして創業者の願いである「働く仲間の物心両面の幸せ」を実現していきたいと私は考えています。