高い就職率、満足度を支える、早期の進路把握ときめ細かいサポート。

関西学院大学 キャリアセンター(西宮上ケ原キャンパス)センター長 森田光男さん(写真左) キャリア支援課 課長補佐 那須博樹さん(写真右)

学生の長所を引き出し、強みを活かす個人面談。

 

――スクールモットーである“Mastery for Service”とは、どのような意味が込められているのでしょうか?

森田:“Mastery for Service”は「奉仕のための練達」と訳され、隣人・社会・世界に仕えるために自らを鍛える関学人のあり方を示しています。第4代院長であるベーツの提唱により最初に紹介された1912年以降、時代を越え、関西学院の姿勢を端的に言い表すものとして今も繰り返し語られています。

那須:私も本学のOBなのですが、当たり前のように全員が認知・理解していましたし、ほぼすべてのOB・OGの方が今でも覚えてくださっています。他校の方にお話を伺うこともあるのですが、ここまでスクールモットーが定着している大学は、少ないのではないでしょうか。

森田:そして、このスクールモットーを体現する「有能にして心温かい世界市民を社会に送り出すこと」が、本学の使命となっています。本学の学生はスマートでのんびりしている、とよく言われますが、自分の利益のためにだけではなく、世界人類のために粘り強い学習と弛まぬ鍛錬に取り組む気概に満ち溢れています。

 

――では、貴校の就職・キャリア支援の特徴について、お教えください。

森田:「学生一人ひとりの長所を引き出し、強みを活かす」ことを基本的な考えとし、就職活動は「自らの人生を考える一つの機会」と学生が捉えられるような支援を行っています。具体的には、学生と1対1で行う個人面談を一番大切に考えており、またそこではいわゆる就活テクニックの指導は原則行わず、学生自身が気付いていないような長所や課題、望みといった、潜在的なものを一緒になって洗い出し、そこから自分で主体的に考え、進んでいけるようにサポートをしています。

那須:個人面談は1回40分で、1週間前から予約できるようになっています。2019年3月卒業生に対して年間で延べ約18,600回を実施しましたが、これは前年より10%以上増えています。

森田:学生の主体性を重視する指導を行う上で重要なのが、個々の学生の置かれた状況・気持ちをしっかりと汲み取った上で、それに合った指導・支援を行う事です。そのため当センターでは相談員の質を高め、情報共有・意識連携をより密に図るために、様々な取り組みを行っています。その結果、より緊密な関係を学生と築け、相談件数の増加につながっているのではないでしょうか。

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