特集
2022.03.28
「ガクチカ」最前線! 33
福工大での4年間、様々な人を巻き込み、支えてもらうことで、大きく成長できました。
福岡工業大学 工学部生命環境化学科4年 諸岡蒼生さん

福岡工業大学 工学部生命環境化学科4年 諸岡蒼生さん
「For all the students~すべての学生生徒のために~」という経営理念のもと、全ての教職員が協働し、常に学生・生徒のことを第一に考え、スピード感と実効性を伴った学園改革を推進し続けている福岡工業大学。「自律的に考え、行動し、様々な分野で創造性を発揮できるような実践型人材」の育成のために、正課授業では教養、専門知識、専門スキルに加えて、初年次から「志向する力」「共働する力」「解決する力」「実践する力」を修得させています。また学修形態でも授業の約80%でアクティブラーニング(AL)型学修を展開しており、「主体的な学修体験」「実践する力」の修得、「生涯学び続ける力」の醸成を目指しています。
今回は、実践型人材として成長した2名の福工大生、それぞれのガクチカをご紹介します。ここでは工学部生命環境化学科4年の諸岡蒼生さんのお話をご覧ください。
就職支援がとても手厚いことを知り、福岡工業大学に入学を決めた。
――諸岡さんが工学部生命環境化学科で4年間学ばれ、来月で卒業(取材日:2022年2月24日)されますが、主な専攻内容についてお教えください。
生命環境化学科では「環境・エネルギー」「物質化学」「バイオ」「食品」といった学問領域の基礎から先端・応用までを学び、各分野で適切な化学的あるいは生物学的アプローチを用いて解決する能力をもつ、自立した技術者を育成することを目指しています。なかでも私は物質科学、化粧品の材料となる微粒子の加工技術や活用方法等の分析・開発等を卒業研究のテーマにして取り組みました。
――諸岡さんが福岡工業大学を進路に選んだ理由についてお聞かせください。
私は大学に進学する前から、大学院にはいかずに学部卒で就職しようと決めており、高校の進路相談の際にその話をしたところ、福岡工業大学の就職支援がとても手厚いことを知り、入学を決めました。実際に就活を体験してみて、本当に手厚いサポートを受けることができ、おかげさまで希望企業に内定をもらうことができましたので、本当によかったと感じています。
――この記事のテーマは「ガクチカ」なのですが、諸岡さんは選考の際にどのようなガクチカをPRされたのですか?
大学の勉強も頑張りましたし、アルバイトも入学以来ずっと続けていて教育係を任されるまでになっていましたので、PRできることはいろいろあったのですが、人とは少し違うことを言いたくて、「筋トレ」と答えていました(笑)。体を動かすことは大好きで、大学でも以前から続けていたバドミントンサークルに入っていたのですが、一昨年からのコロナ禍で大学生活が一変してしまい、自宅で過ごすことが多くなりました。そこで何かできることを始めようと考え、それまで経験のなかった筋トレに取り組むようになったんです。始めたころはYouTubeやSNSを参考にし、特に器具とかは使わずに自分の体重を負荷にしたトレーニングを2年近く経ったいまでも続けています。ダイエットが目的ではなかったのですが、結果的に約10キロ体重が落ち、友人からはとても変わった、と驚かれますね。