特集
2022.02.28
「ガクチカ」最前線! 31
チャレンジできる機会の幅や大きさを重視し、楽しみながら就活に挑みたい。
摂南大学 外国語学部外国語学科3年 山岸直希さん

摂南大学 外国語学部外国語学科3年 山岸直希さん
摂南大学では「建学の精神に則り、全人の育成を第一義として、人間力・実践力・統合力を養い、自らが課題を発見し、そして解決することができる知的専門職業人を育成する」ことを教育理念に掲げています。なかでも、幅広い知識・技能・態度を学修できる副専攻課程では、アクティブ・ラーニングの一つとして「Project/Problem Based Learning(問題解決型学習)」を通じた「前に踏み出す力(アクション)、考え抜く力(シンキング)、チームで働く力(チームワーク)」等の社会人基礎力の育成に注力しており、他にも多種多様な課外活動やプロジェクトへの学生の参加を積極的に推進しています。
今回は、そうした活動を通じて成長を遂げ、これから就職活動に挑もうとしている3名の摂南大生、それぞれのガクチカをご紹介します。ここでは外国語学部外国語学科3年で、入学後にイベントサークル「零壱【zeroichi】」を仲間と共に自らで立ち上げた、山岸直希さんのお話をご覧ください。
先輩及び同学年の友人と、新たにイベントサークル「零壱」を立ち上げ。
――山岸さんは外国語学部外国語学科で英語を専攻されているそうですが、もともと英語には自信があったのですか?
いえ、実は全く逆で、高校時代は英語が一番苦手な科目でしたので、あまり自信はありませんでした。どちらかといえば、入学直前まで漠然と公務員へのキャリアを想定していたため、法学部を中心に大学受験を進めていました。しかし、はっきりしていない未来像で進学先を選んでよいのか、当時はかなり悩んでいました。そこで、夢へのきっかけとなるような刺激的な環境を望み、文理両方の学部が充実していて多彩な人が集まっている摂南大学を志望しました。そして、入学試験の際には法学部に加え、苦手だった英語を専門的に学ぶことができる外国語学部も併願し、無事両方合格することができました。そこで、最終どちらの学部に進学するか決める際に当時の悩みが引っかかり、それであれば自分が「苦手」と捉えて避けてしまう選択肢とはどのようなものかを探求しようと決意し、外国語学部に入学することにしたのです。
――現在は英語プロフェッショナルコースで、まさに英語漬けの日々を過ごしているそうですね。
1年生のうちは多少日本語を使ってもよいのですが、2年生からの言語科目はオールイングリッシュで行われているので、授業時間中の日本語使用はありません。また本来であればこのコースは留学が必須で、私もマレーシアへ留学する予定だったのですが、残念ながらコロナ禍で実現することができなかったため、オンライン留学に切り替えて英語力の向上に努めました。その甲斐あって今では英語が得意ですと、自信を持って言えるまで上達しました。
――山岸さんがこれまでの学生生活で、最も力を入れたことについてお教えください。
現在私が副代表を務めている、イベントサークル「零壱【zeroichi】」での活動です。入学時の私は、摂南大学での環境を最大限に活かして学生生活を充実させたいと考えていましたが、当時はそのような想いを持つ学生はかなりマイノリティでした。そこで、そうした想いを持つ学生を一人でも多く増やし、環境を言い訳にせずに様々なことに挑戦できるためのプラットフォームを作りたいという初代代表の呼びかけにより、私を含め先輩及び同学年の友人によって新たにこのサークルが立ち上がりました。スタート当初は15名程度でしたが、現在は30名程度まで増えており、最近ではコロナ禍で部活やサークルを探す機会を失っている学生を対象にした、「摂南大学 部活サークルオンライン合同説明会」をインスタライブで開催したり、まだ実施には至っていないのですが、新入生同士が気軽に交流できるような体育祭を企画しています。