特集
2022.01.17
「ガクチカ」最前線! 26
大学、そしてホッケーで培った能力を大いに発揮して、社会で活躍したい。
日本体育大学 ホッケー部 前田空さん

日本体育大学 ホッケー部
https://blog.nittai.ac.jp/hockey/
「体育・身体活動・スポーツを通じた健康で豊かな社会・人づくりの実現」を建学の精神とする日本体育大学。体育・スポーツの科学的研究や指導者の養成に加え、記憶に新しいところでは2020東京オリンピック・パラリンピックにも数多くの選手を送り出す等、トップアスリートの養成にも力を注いでいます。そのアスリートたちが力を溜め、技を磨く場所が、同校の学友会クラブ・サークル活動で、運動部には43の団体が所属し、日々鍛錬を続けています。
今回はその運動部からホッケー部の前田空さん(体育学部体育学科3年)と、ダンス部の大宮百加さん(児童スポーツ教育学部児童スポーツ教育学科3年)に活動の様子や競技の魅力、将来の夢等について語っていただきました。ここではホッケー部の前田空さんのお話をご紹介いたします。
創部5年目、1部昇格を目標に練習に励む。
――はじめに日本体育大学ホッケー部の概要について教えてください。
当部はまだ創部5年目で、関東学生ホッケーリーグでは一番新しいチームですが、今春のリーグ戦で昇格し、直近の秋季リーグでは2部リーグで8チーム中5位に入る等、勢いのあるチームとして注目されています。部員は選手16名、女子マネージャー5名の計21名で、月・水・木・土・日の週5日、学内の世田谷グラウンドやトレーニングセンターで汗を流しています。
――ホッケーは11人でやる競技ですので、部員数が多いとはとても言えませんね。
仰る通りで、ホッケーは15分を1クオーターとして4クオーター、計1時間、18名まで出場登録ができ、選手交代は自由なのですが、登録人数が少ないとそれだけ1人にかかる負担が大きくなります。
※出場登録選手は1チーム18名。国際ルールでは16名、国内大会では別規定で行われる場合もあります。
――直近の成績が2部リーグで5位ということですが、結果についてはいかがですか?
実は昨年の秋季リーグで3部優勝を果たしたのですが、新型コロナウイルスの影響で入れ替え戦がなく、もう一度今年の春期リーグを3部で戦うことになったので、少し足踏みしてしまった感はあります。まずは2部で3位までに入ると全日本学生ホッケー選手権大会に出場できる可能性が出てくるので、まずはそこに照準を定め、近い将来、1部昇格を果たしたいと思います。
――前田さんは高校まで野球に打ち込んでこられたそうですが、ホッケーを始めたきっかけは?
私は日本体育大学の系列高校出身なのですが、野球は高校までと決めていましたので、何のクラブに入ろうか迷っていた時に、同じ高校の先輩がホッケー部を立ち上げた1期生だということを知り、いざ体験してみるととても面白いスポーツだと感じましたので、ホッケー部に入部することにしました。この先輩との縁がなければ、きっと違うスポーツを選んでいたのではないでしょうか。