特別扱いせず、フラットな関係の中で希望を叶え、成長していってほしい。

万葉倶楽部株式会社 総務部 総務グループ 日吉洋介さん

意見のいいやすい社風が、上質なおもてなしのご提供につながっている。

 

――貴社が展開しておられる「万葉の湯」をはじめとする温浴施設は、「都市の温泉郷」がコンセプトになっていますが、具体的にはどのような点が他の施設と違うのでしょうか?

「万葉の湯」は、宿泊だけでなく日帰り入浴もお楽しみいただける、都市型施設の手軽さと本格的な温泉宿の贅沢さの、両面を味わっていただける温浴施設として皆様にご好評いただいております。上質な「温泉・食事・憩い」に徹底的にこだわることでお客様に「非日常の心地よい時間と空間」をご提供しており、例えば温泉のお湯は、自社で所有している湯河原や由布院、武雄といった有数の鉱泉地から毎日運んでいます。しかもただ運ぶだけでなく、特殊なタンクローリーを利用することでお湯の温度が1度も下がらないようにしており、源泉特有の効能をなるべく損なわないよう、最善の方法でお客様の待つ施設まで届けています。

 

――北海道から福岡まで、全国で10館の施設を運営しておられますが、一律ではなく地域の特性を活かしたサービスに力を入れておられるそうですね。

仰る通りで、それぞれの施設が地域に根差し、何度も足を運んでいただけるリピーターを増やすことを大切に考え、運営を行っています。施設によってお越し頂けるお客様の層が異なりますので、例えば食事面で申しますと、ご年配の方が多い施設ではその方々が好まれるようなメニューを増やしたり、使用するめんつゆや味噌は店舗毎で変えるようにしています。またそうした権限を当社では各施設の支配人に任せており、仕事に裁量権を与え、自由に差配してもらうことできめ細かいサービスや企画が生まれますし、社員・パートの区別なく一体感のある店舗運営ができています。

 

――そうした一体感を作り出すためには、意見のいいやすい、風通しのいい社風の醸成が必要かと思うのですが、貴社では何かお取り組みをされているのでしょうか?

残念ながらコロナ禍で現在は実施できていないのですが、以前は社長が1ヵ月に1度、全ての施設を訪問して店舗スタッフと面談し、そこで直接意見を言える機会を設けておりました。また、挑戦を良しとする風土もあるため、意欲的な方には年齢や経験問わず新しい仕事も任されますが、たとえ失敗してもそれを責められることはなく、改善して次に繋げる行動や意識をもってもらうことを大切に考えています。当社は非常に意見やアイデアを出しやすい、フラットな組織ですし、それが全てのスタッフのやる気、向上心を刺激し、結果的にお客様への上質なおもてなしのご提供につながっていると思います。


次のページ:年齢層の是正、そして将来に向けた基盤づくりのために新卒採用に着手。

1 2 3

この記事の続きは、
人事の図書館の会員の方のみ、
ご覧いただけます。

最新記事

BACK NUMBER

一覧へ

おすすめ記事

一覧へ