特集
2021.11.22
「ガクチカ」最前線! 25
これからも知らない世界の扉を、怖がらずにどんどん開いていきたい。
東海大学 よさこいダンスチーム 響 瀧澤彩香さん

東海大学 よさこいダンスチーム 響
https://tokaihibiki14.wixsite.com/tokai-hibiki
東海大学では2018年4月に、従来あった医学部と体育学部の中間領域として「健康学部」を新設、少子高齢社会が加速する日本において、身体面の健康だけなく、心理面や経済面、社会的な側面を含めて「健康な社会」を担う人材の育成を目指しています。今回ご紹介する瀧澤さんは、その健康学部の第1期生として入学、現在はバイオメカニクスをはじめとする健康・運動科学を学ぶゼミに所属し、卒業に向けた論文作成に取り組んでいます。
また瀧澤さんは入学直後から「よさこいダンスチーム 響」に所属し、3年生秋の引退まで様々な場所での演舞の披露や、他チームとの交流を通じ、大きく成長を遂げたと語っておられます。今回は「響」での活動内容を中心に、学生時代の振り返り、そして卒業後の進路についてお話を伺いました。
たまたま手にしたビラがきっかけで、よさこいダンスチームに入部を決意。
――はじめに、瀧澤さんが「よさこいダンスチーム 響」に入部したきっかけについて教えてください。
入学後、どのサークルに入部しようか迷っていた時にたまたま手にしたビラがきっかけです。それまでよさこいのことはほとんど知らなかったのですが、ビラに紹介されていたYouTubeを見て、「カッコいい!私もやってみたい!」と思い、入部を決めました。
――「よさこいダンスチーム 響」の概要について、お教えください。
東海大学湘南キャンパスで唯一のよさこいチームで、私たちで14代目という歴史があり、1・2年生が約30名、私たち3年生が約50名、計約110名という大所帯で活動していました。練習は毎週月・金の2日間、シーズンが近くなると水曜を加えた3日間で17:30~19:30の2時間行っており、大学のある神奈川近郊のよさこい祭りを中心に、他大学のよさこいチームとの交流イベントや、年に3回、札幌や新潟、浜松等のよさこい祭りへの遠征を行い、演舞を披露しています。
――瀧澤さんが最上級生となった昨年は、新型コロナウイルスの影響でお祭りもほとんど開催ができなかったと思います。
「よさこいダンスチーム 響」では、発表する演舞を毎年一新しており、コンセプトを考え、それに基づいた曲作りをプロの方に依頼したり、衣装のデザイン、そして振り付けに至るまで、全てを最上級生が中心になって半年ほど時間をかけて作り上げています。私たちの代になって半年後、ようやく新演舞をお披露目できると思っていた矢先に新型コロナの影響で各地のよさこい祭りが軒並み中止になってしまい、結局何もできないまま引退になってしまったのは、とても悔しいですし、残念でなりません。