社員の成長・やりがいの実現を通じ、「食育型カンパニー」のさらなる発展を目指す。

株式会社マルヤナギ小倉屋 健康経営と食育推進室 和夛泉季さん

「食育型カンパニー」を標榜し大人も含めた全ての世代に対して食育活動を推進。

 

――貴社では自社を「食育型カンパニー」と標榜し、様々な活動を行っていらっしゃいますが、どのような狙いがあるのでしょうか?

食育というと、子供向けに行うCSR活動の一環、というイメージが強いと思うのですが、当社ではこれを事業戦略の根幹と位置付けると共に、伝統食材を扱うメーカーとして果たさなければならないミッションだと考えています。日本食はいま、世界でも注目されブームになっている一方で、われわれ日本人の食生活は逆に洋風化や簡便化が進み、生活習慣病が急速に増加しています。なかでも問題視されている食物繊維の摂取不足について、当社が取り扱う昆布や大豆、もち麦といった食材のほとんどが食物繊維を豊富に含んでおり、当社製品を通じて食べること、そして健康への関心を高めていただくことは、自社の発展のみならず、多くの方々の健康増進に貢献できると考え、大人も含めた全ての世代に対して食育活動を推進しています。

 

――その一環として貴社では生産者である農家との連携を深めていらっしゃいます。

食育活動の推進には安全・安心な食材の確保、すなわち持続可能な“食と農”の体制づくりが不可欠と考え、自社工場のある兵庫県加東市と連携協定を結び、加東市産もち麦を特産品として育てることや、もち麦を活用した町づくりの推進等を行っています。この取り組みが始まる前は国内流通しているもち麦のほとんどが海外産だったのですが、いまでは加東市は日本の中でのもち麦の一大産地として知られるようになり、地元の農業振興に大きく貢献することができました。さらに加東市にある県立社高等学校生活科学科の生徒さんたちと共同開発した取り組みが内閣府主催「地方創世☆政策アイデアコンテスト」で全国2位に相当する「優秀賞」を受賞する等、もち麦を活用した新たな特産品で地域経済の活性化にもつながる活動を行っています。


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