熱意と革新力を持った「考動人」を、大阪から世界へ輩出するために。

関西大学 関西大学 キャリアセンター事務局次長(文系担当) 島貫るり子さん/キャリアセンター事務局次長(理系担当) 荒堀善文さん

一人でも多くの学生が満足のいく進路選択を実現し、笑顔で卒業していくことを何よりも大切に。

関西大学 キャリアセンター事務局次長(文系担当) 島貫るり子さん

 

――まず初めに島貫次長に貴校のキャリア・就職支援の特徴や、ご方針についてお伺いいたします。

私を含め本学のキャリアセンター職員は、「一人でも多くの学生が満足のいく進路選択を実現し、笑顔で卒業していくこと」を何よりも大切に考え、一人ひとりに寄り添ったサポートに情熱をもって取り組んでいます。本学は学生数が30,000名を超える、いわゆるマンモス校ですが、キャリア・就職支援に関してはよりきめ細かく、「マス」から「個」への支援ができるキャリアセンターを目指しており、例えば3年次を対象として、例年5月に実施している「インターンシップスタートセミナー」に関しては2018年から1回あたりの参加人数を40名(コロナ禍では20名)とし、コマ数を100近くに増やすことでより学生が自発的に参加しやすく、且つ一人ひとりに目が行き届くような内容にしていこうと「個」に向けた取り組みを進めています。なお、同様の実施スタイルで秋学期にも別プログラムを実施しています。

また先ほど申し上げました「笑顔で卒業」のモットーのもと、障がいを持つ学生へのサポートが手厚いのも本学の特徴です。入学時から障がい学生の修学支援を行う学生相談・支援センターと連携して、就職活動の時期からはキャリアセンターが就職活動支援を開始する仕組みが整っていますし、また、キャリアセンターでは、障がい学生対象の就職ガイダンスや各企業の協力を得た業界研究セミナーの学内開催だけでなく、インターンシップ先の紹介や保護者も参加が可能なプログラムも実施しています。また、今年度も新たに大きなプログラムを企画しており、本学独自の誇れるサポート体制だと自負しております。

 

――ですが昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、そうしたセミナーの開催は困難だったのではないでしょうか?

本学では感染の拡大の広がりと同時にいち早く対策を講じており、授業のオンライン化といった大学全体の動きに合わせたキャリアセンターの対応として、例えばエントリーシート作成・面接対策等の個別相談や各種セミナーをオンライン化する等、まずは学生、そして関係する皆様の安全に対して万全の配慮を実施いたしました。ですが一方で学生間の横のつながりが減少・希薄になった結果、ほとんどの学生が就活に不安を感じており、それを払拭するためにはオンラインだけでは不十分だと考え、4月には就職活動中の学生に緊急アンケートを実施して希望する学生ひとり一人に電話をかけて個別相談も実施しました。6月からは他大学に先駆けて対面での行事を再開いたしました。ただし例年通りの規模での実施は難しく、これまで以上に少人数での運営を実現したため、例えば9月末に実施した就職ガイダンスでは例年であれば千里山キャンパスでは1,000名規模の会場で4~5回の開催で終わるところ、予約制にした上で人数を200名まで絞り、開催回数も20回まで増やしました。企画・運営する私たちにとっては大きな負担になったのですが、例年以上の参加者が来場し、しかも対面開催に関してすごく喜んでくれた学生が多かったので、やりきってよかったなと実感しています。

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