教職協働によりタフで骨太、誠実な「拓殖人材」を育成。

拓殖大学 キャリアセンター就職部 八王子就職課 課長 齊藤健一さん/学務課 東悦子さん/就職課 関口晃司さん

“必要な時期”に“必要なプログラム”を約70種用意。

 

――貴校では2015年から「拓殖大学 教育ルネサンス2020」に取り組んでおられるそうですが、具体的にはどのような取り組みになりますか?

齊藤:本学では創立120周年にあたる2020年に向けて、2015年4月に本質的な大学改革への取り組みとして「拓殖大学 教育ルネサンス2020」のグランドデザインを作成いたしました。その中で教育目標として「国際性」「専門性」そして「人間性」を備え、さらに国際的な視野を持ち、積極的にチャレンジしていくタフな人間力を身につけたグローバル人材を「拓殖人材」と位置づけて、教育・研究、国際貢献、社会連携・貢献、学生生活支援、社会的責任の5つのカテゴリから教職員が一丸となって育成に取り組んでまいりました。後ほど詳しくご説明しますが、人材育成プログラムを実行していくために各部署がセクショナリズムを取り払い、次世代を担う若い職員を中心に新たな視点で学生支援のための広報活動を実践する「2020 広報プロジェクトチーム」が結成され、様々なプロジェクトを実施してまいりました。2020年度で一旦その役割は終えましたが、継続しているプロジェクトもありますし、現在は創立130周年となる2030年に向けて、さらに発展・進化したプロジェクトを始動させるべく、準備を進めております。

 

――就職・キャリア支援に関しても、教職員が一体となった「教職協働」による、学生一人ひとりのニーズに合わせたきめ細かい支援体制が特長だとお聞きしております。

齊藤:本学就職部では、学生一人ひとりが納得できる就職を実現できるよう、セミナー等の支援を年間で約70種用意しています。1・2年の低年次向けに対しても採用試験の筆記対策や資格取得・試験対策支援、また東京商工会議所と連携して夏季・春季休暇期間中に実際に企業を訪問し、職場体験ができる機会を提供するといった、将来のキャリアを見据えて社会で求められる能力の理解・向上に繋がるプログラムを用意しています。また3年次以降についてはより本格的・実践的な就職活動準備として、“必要な時期”に“必要なプログラム”を用意して、学生一人ひとりの納得感のある就職につながるようにしています。

ただ、私たちが常に意識しているのは、単に知識だけを詰め込むような内容、答えを与えるようなプログラムにはせず、自身で将来のキャリア観をしっかりと醸成し、どんな力が必要とされているのかを理解した上で、学業はもちろん、充実した学生生活を過ごす中でその能力をじっくりと涵養していくことだと考えています。そのために就職部ができることには限界がありますので、「教職協働」による、ゼミや授業を通じたキャリア支援の重要性は今後ますます高まっていくと考えています。

次のページ:我々が大切にしなければならないのが「学生ファースト」という考え方。

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