「全ての働きたい京都府民の方」を対象に、就業・スキルアップ支援を実施。

京都府商工労働観光部 人材確保推進室 参事 森川浩行さん

全国で初めて公・労・使による共同運営方式で設立した京都ジョブパーク。

 

――はじめに、京都テルサ内にございます「京都ジョブパーク」の概要についてお教えください。

京都ジョブパークは、2003(平成15)年に就職氷河期世代への就職相談やキャリアアップ、職業紹介等を目的に京都府、(一社)京都経営者協会、(独)雇用・能力開発機構によって設立・運営された「若年者就業支援センター(ジョブカフェ京都)」が母体となっています。その後2007(平成19)年に京都府、(一社)京都経営者協会に加えて京都労働局、連合京都、京都市を中心に関係団体が参加した推進協議会が設立され、全国で初めて公・労・使による共同運営方式を採用した京都ジョブパークが誕生いたしました。人材確保推進室は、この京都ジョブパークの事務局を担当しています。

京都ジョブパークでは「全ての働きたい京都府民の方」を対象に、きめ細かい就業・スキルアップ支援を行うとともに、専門カウンセラーによる相談からハローワークによる職業紹介、就業後の定着支援等をワンストップで実施しており、若年者のみならず障害のある方、子育てしながら働きたい女性やひとり親家庭、留学生の就職支援といった様々な立場に置かれた方々に対して幅広い支援策をご提供しています。また京都府下に事業所のある企業に対するサポートも行っており、中小企業の人材確保相談や企業の魅力発信のアドバイス、障害者雇用に関する企業支援等、こちらも様々な施策を実施しています。

 

――2020年は春以降、新型コロナウイルスの影響で雇用を取り巻く状況が大きく変化しましたが、どのような支援策を実施しておられますか?

様々な施策を実施していますが、まずは「学生インターン・バイト応援センター」についてご紹介します。京都は「学生の街」といわれ、大学・学生数が多い街として知られていますが、新型コロナウイルスの影響による経済活動の停滞を受け、アルバイト先がなくなり、経済的に困窮する学生が増えています。そのような状況を踏まえ、府内企業のアルバイト先を紹介することで安定した学生生活を送れるような収入を得てもらうために、「学生インターン・バイト応援センター」を2020(令和2)年6月に開設いたしました。その後、9月には府内企業で働くことでその企業や業界への理解を深めるとともに、併せて収入確保の両面支援として「有償インターンシップ」の実施を強化するため、場所も移転し、リニューアルいたしました。求人開拓員による有償インターンシップ・アルバイトの受け入れ先の開拓の他、府内の就職先として有望な企業を学生自らが研究することを目的としたワークショップ「就活勉強会」を開催する等、府内での就職を促進するとともに、WITHコロナ時代を見据えた職業観の醸成を行っています。


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