10年後、この道を選んでよかったと満足してもらうことが最終目標。

名城大学 キャリアセンター長 経済学部教授 勝浦正樹さん

就職という“点”ではなく、「仕事と人生」という“線”で考える支援体制。

 

――全国トップクラスの就職率99.5%だけでなく、「志願したい大学」でも東海地区でNo.1※になる等、入り口と出口の両面で素晴らしい実績を上げていらっしゃいますね。

本学はもともと名古屋高等理工科講習所として開設した歴史があり、ノーベル賞受賞者をはじめ世界レベルの研究者が数多く在籍していることもあって、理工系主体の大学という印象が強かったのですが、近年では2016年にナゴヤドーム前キャンパスを竣工し外国語学部を新設する等、文理融合の総合大学として進化を遂げています。また本学では急激な社会変化の中でも逞しく生き抜くことができる人材の育成のため、「先見性、多様性、専門性を身につけた実行力・実現力」を発揮できる創造型実学を重視した教育・研究を行っており、例えば学びで得た知識を活かし、地域社会の課題を学生たちの力で解決するといった、より実践的な教育の場を全ての学部で提供しています。そうした姿勢を広く皆様に知っていただいた結果、高い評価をいただいているのではないでしょうか。

※出典:株式会社リクルートマーケティングパートナーズ「進学ブランド力調査2020」より

 

――勝浦先生は2年前にキャリアセンター長に就任されたとのことですが、貴校のキャリア・就職支援の特長・強みについてお教えください。

まず一つ目として、学生が早期から自身のキャリアについて、就職という“点”ではなく、「仕事と人生」という“線”で考えられるような支援体制が挙げられます。本学のキャリアセンターでは1・2年次を対象とした「自分の生き方」や「将来の進路、働き方」について考えるきっかけとなるような講演会の開催や、自己診断テスト、個人相談、公務員相談等を実施しており、人生における自分の働き方、生き方を考え、見つけ出していくことを一人ひとりに寄り添ってサポートをしています。

 

――そのために貴校では、キャリアセンター職員による個別指導担当制を導入されているそうですね。

これが二つ目の特長で、特に3年次からはキャリア形成や就職における担任のような形でキャリアセンター職員を学生一人ひとりに割り振り、指導にあたっています。他大学でも実施されている例はお聞きするのですが、本学ほどの規模の大学では珍しいのではないでしょうか。本来であれば学生との面談を最低1回は必ず実施しているのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で直接面談が難しい中、学生の不安を払拭するためにも電話やオンライン等を駆使して何とかコミュニケーションをとるよう、職員は負担が大きいにもかかわらず最大限努力してくれています。

次のページ:原点はやはり、「学生が好き」という気持ち。

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