求める人物像を明確にし、未来を担う人材の確保を目指す。

三栄商事株式会社 代表取締役社長 後藤正幸さん/総務部 企画室 鬼頭俊介さん

会社の戦略実現のため、人材要件を再定義。

 

――1946年の創業以来、70年以上にわたって工作機械等を扱う専門商社として発展を続けてこられた貴社ですが、今後の課題もお感じになられているそうですね。

後藤:70年に及ぶ歴史と伝統、確かにこれは先輩方に作っていただいた、何物にも代えがたい当社の財産です。しかしそれがこれからの当社の発展を約束してくれるわけではありませんし、未来は私たちの力で切り拓いていかなければなりません。歴史と伝統に甘んじることなく挑戦と革新を続けていく会社、さらに従来の商社のビジネスモデルから脱却し、自らでお客様の課題を見つけ、それに対する解決策を提案できるコンサルティング集団へと進化を遂げていかなければ、今後も引き続きお客様・仕入先様・社員の幸せを実現していくことが難しくなる、と私は考えています。

そのため当社では近年、M&Aによる装置メーカー、ソフトウェア開発会社のグループ化や、AI領域の企業を新設しています。新たな血を入れることで企業体質を変えていくと共に、さらなる強靭化を図ることで、これからもお客様のご期待にお応えできる企業であり続けたいと考えています。

 

――そうした狙いを実現するためには、優秀な人材の獲得が不可欠ですね。

鬼頭:仰る通りで、こうした会社の戦略を実現するために、まずは採用する人材の要件を再定義することにいたしました。それが「困難な問題や未経験のことに積極的に取り組む気持ちを持っている人」と「人に言われて受動的に動くのではなく、自ら目標を見つけて行動できる人」です。当社の採用は営業職が中心で、これまではいわゆる「営業向き」の学生を、といった程度しか決めていなかったのですが、「挑戦と革新」を生み出してくれる人材の獲得のために、より具体的に落とし込み、明文化しました。学生にとっても当社が求めている人材像をより理解しやすくなるでしょうし、入社後のミスマッチも少なくなるのでは、と考えています。

次のページ:新入社員の行動から感じた、新たな方針の手応え。

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