「細やかで丁寧でありながら、やり過ぎない支援」で高い就職率を維持。

東京女子大学 キャリア・センター 課長 森田 光則さん

答えを与えるのではなく、自らが答えを出せるようにサポートする。

 

――貴校の就職・キャリア支援の特徴・方針についてお教えください。

本学のキャリア・センターは学生一人ひとりが目標をもって充実した生活を送り、自分の適性や希望に合った生き方を見つけることができるよう、入学と同時に4年間を通じて多くのプログラムを提供しています。その中で大切にしているのは、「キャリアを自分のこととして自分で考え決定する」という考えを、学生一人ひとりにしっかりと持ってほしいことです。キャリア・センターに相談に訪れる多くの学生は、「どうしたらいいか教えてほしい」と答えを求めがちですし、仮にその答えを与えると、その通りに行動するかもしれません。ですが社会人となってから苦難に向かった際に、あの時キャリア・センターから言われたから、という考えが少しでも頭をよぎるようであれば、それは自分の人生を生きているとは言えないのではないでしょうか。

 

――そのために「自分で考え決定する」ことを大事にしておられるのですね。

私達キャリア・センター課員は背中を押したり伴走はしますが、ゴールテープを切るのはあくまでも学生ですから、答えを与えるのではなく、自らが答えを出せるようにサポートし、本人が気付いていないことに気付けるようなアドバイスをするように心がけています。

 

――ですが、様々なタイプの学生がいらっしゃるでしょうから、指導する側もバランスが難しいですね。

本学ではキャリア・センター課員が学生一人ひとりを担当しており、学生への連絡や活動状況の確認等のサポートを行っています。担当制にすることで学生も誰に相談すればよいかわかって安心するでしょうし、学生の状況を的確に把握したアドバイスができることで、その学生が進むべき道が見つけられるように働きかけたり、学生が諦めてしまわないように寄り添いつつも自分のこととして考えさせる等、「細やかで丁寧でありながら、やり過ぎない支援」ができると思っています。

次のページ:VRやチャットボットの導入を他大学に先駆けて実施。

1 2 3

この記事の続きは、
人事の図書館の会員の方のみ、
ご覧いただけます。

最新記事

BACK NUMBER

一覧へ

おすすめ記事

一覧へ