キャリア入社者を、変革の原動力に。

富士通株式会社 総務・人事本部 人材開発部 人材採用センター 松橋春奈さん

2015年より本格的にキャリア採用を開始。

 

――2015年にキャリア採用を本格的に再開されたそうですが、どのような狙いがあったのでしょうか?

当社はグループ全体で約13万名の人材を有しており、例年約750名の新卒社員を採用しております。かつては一部でキャリア採用を行っていたのですが、それ以上に新卒社員及び現有社員の戦力化やローテーションをメインで考え人事戦略を執っていました。ですが当社が属するICT業界は変化のスピードが極めて速く、組織として変革し続けることで企業として成長し続けたいと考えた結果 、富士通を変える原動力となっていただける人材や、組織に新たな風を吹き込んでいただける人材を求めキャリア採用を本格化しています。

 

――スタート当初は年間100名程度だった採用人数が、年々増加しているそうですね。

はい、2018年度は150名、2020年度は2019年度に続き300名を目標に採用活動をしています。ほとんどが新卒社員である組織の中に、キャリア採用の方が入社することで、予想以上にプラスの効果が大きかったようです。職場からのキャリア入社者に対する要望が年々増えていますし、セールス、エンジニア、ソフト開発、研究職等、非常に多岐にわたる人材が期待以上の活躍をしています。一方で、おかげさまでビジネスが好調に推移しておりますので新卒採用に関しても例年通りの採用を続けています。

 

――しかし、特に貴社が採用に力を入れておられるエンジニア領域の人材獲得は、難易度が高いのではありませんか?

仰る通りで、まさに熾烈な人材獲得競争を繰り広げています。さらに近年は採用のコンペティターが同業他社にとどまらず、コンサルティングや自動車等の他業界やICT企業でもスタートアップ企業といった全く規模の異なる相手が競合相手になることも多くなっており、求職者が求めているものをしっかりと見極めそれを当社がどれだけ有しているかを的確にPRすることがとても大切になっています。特に優秀な人材になればなるほど名前や規模で会社を選ぶのではなく、どれだけ自分のスキルアップ、キャリアアップにつながるかで会社を選ぶ傾向がありますので、私が主に担当している採用ブランディングをはじめとする情報発信が採用競争に打ち勝つためには大変重要になっていると自覚しています。

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