外国籍人財の活用で、真のグローバル化を加速させる。

ローム株式会社 人事部 人財戦略課 築山光さん/山内翔太さん/野口恵里さん

「品質」とは、製品だけを指す言葉ではない。

 

――設立当初は今の時代でいう「ベンチャー企業」だった御社ですが、60年強で国内のみならず海外でも欠かすことができない企業に成長なさった、その原動力は何にあるのでしょうか?

野口:様々な要因があるかとは思いますが、一番の原動力は、「われわれは、つねに品質を第一とする。」というロームの企業目的が、社員全員に浸透していることだと考えています。ここでいう「品質」は、製品の品質はもちろん、社員一人ひとりのマナーや態度、勤勉さといった人格の品質、そしてお客様をはじめとする全てのステークホルダーに安定して価値をご提供し続けるための経営の品質が含まれています。

山内:そして、野口の申し上げた、品質第一の企業目的には、「いかなる困難があろうとも、良い商品を国の内外へ永続かつ大量に供給し、文化の進歩向上に貢献することを目的とする。」と続きます。私はいかなる困難があろうとも、決して諦めることなく果敢にチャレンジしていくベンチャー精神が、ロームのDNAとして脈々を受け継がれていることも、原動力だと考えています。半導体業界は非常に変化の激しい、また流れの速い業界ですが、社員全員が設立当時と同じ熱い気持ちを持って、失敗を恐れることなく常に挑戦し、困難に立ち向かい続けてきたことが、現在の発展を支えていると思います。

築山:ロームには営業・生産拠点を中心に海外に70を超える現地事務所があり、それぞれで現地の人財を採用します。こうした方々にも私たちと同じ想いで働いていただくために、それぞれの拠点に本社から社員が訪問し、CMW(カンパニーミッションワークショップ)という活動を通じて、企業目的の共有を図っています。世界中のどこで働いていても、企業目的という旗印のもとで一つになって挑戦し続けられる、こうした企業風土がロームの強みになっていることは間違いないと思います。

 

――こうした想いや価値観を理解・共有できる方が、御社が求める人財像ということになるのでしょうか?

山内:仰る通りで、私たちはそれを「情熱」「スピード」「科学的探究心」という3つのワードで説明しています。「情熱」は先ほどご説明したロームのDNAの根幹をなすものであり、自らの熱い想い、強い信念で自分はもちろん、他者の思考や行動に火をつけることができる方が、ロームで活躍している方に多いように感じています。

築山:「スピード」も先ほどご説明した通り、変化の激しい半導体業界において、既存のルールに捉われず、「まずやってみる」、行動力とスピード感を持った方が、ロームの成長には不可欠だと考えています。

野口:最後の「科学的探究心」ですが、これから大学・大学院を卒業し、社会に出られる方々は、長い方だと働く期間が50年に及ぶ方もいると思います。その間、技術革新は立ち止まることなく進歩を続けていきますので、そうした新技術・新分野に興味、関心を持ち、常に自己を高め続けられると共に、現場・現物・現実を重視して、物事の本質を突き詰めることができる方に、ぜひロームの仲間になっていただきたいと思います。

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