特集
2020.02.03
20代の就職・転職を考える 06
留学生が「自分らしく」日本で働ける環境を。
NPO法人CaPSAY(キャプセイ) 副理事長・留学生担当 蒲則男さん

NPO法人CaPSAY(キャプセイ)
『若者・学生が自分らしく働き、自分らしく生きるのを応援する』ことをミッションとするNPO法人CaPSAY。現在は、大学でキャリアコンサルティングを行っている現職の担当者、若者支援に携わっているハローワーク(元・現職)の方、キャリアに関する研究者、社労士、Webデザイナーなど、様々な方が携わり、若者・学生への就活や就労・キャリア形成支援や中小企業の採用支援を行っています。今回は、そんなCaPSAYの事業のなかから外国人留学生支援の事業についてお伺いし、20代の留学生の志向・価値観に迫りました。
若者が『自分らしく』生きるのを応援しています
――CaPSAYについて、簡単にお聞かせください。
CaPSAYは、Career Planning Support Association for Youthの頭文字からとった言葉で、その名の通り若者のキャリアプランをサポートすることを目的に活動しており、活動内容としては、就活生・若手社会人対象のキャリア相談会、企業との懇親会、中小企業の採用活動サポートなど、若者が「自分らしく」生きられる社会を目指して活動しております。CaPSAYの理事長、五十川(進さん)は、年に数回大学で授業をしているのですが、学生に、1人ひとり違ったキャリア観があっていいこと、それぞれの労働観が正解であることを伝えており、メンバーはみな同じ思いで活動しています。
――蒲さんは主に何を担当されているのでしょうか。
私は留学生の支援を担当しており、留学生を対象とした就活勉強会の実施やキャリア相談、留学生と企業のマッチング活動など、多岐にわたる活動を行っております。