つくし世代

人事の図書館 編集長 大西直樹

「ゆとり世代」「さとり世代」から派生した、新たなワード。

 

現在の20代を表す言葉として、「ゆとり世代」、あるいは「さとり世代」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。「ゆとり世代」は2002年度から始まった「ゆとり教育」を受けて育った世代を指し、一般的には1996年4月から2004年3月に生まれた方を指します。

また「さとり世代」については、何年から何年までといった明確な定義はありませんが、90年代生まれが一般的に当てはまると言われています。世代的に大きな違いがなく、共通点も多いため、さとり世代はゆとり世代の別名とも言えます。

 

①仕事よりもプライベートを優先する。

②指示がないと自分から動けないマニュアル型が多い。

③ストレスに弱く、挫折からなかなか立ち直れない。

④物欲がなく、モノへの執着が薄い。

⑤恋愛や結婚への興味が薄い。

 

こうしたゆとり世代の特徴のうち、特に④⑤にフォーカスを当てたのが、「悟りを開いた僧のように物欲がないように見える人」が多いことを指した「さとり世代」です。ですが、「ゆとり教育の弊害」「これだからゆとり世代は・・・」とネガティブに捉えられてきたゆとり世代と異なり、「欲」が少ないというよりは、無駄を嫌い、コスパ重視で堅実な生活を求める、ある意味成熟した世代として捉えられています。

次のページ:「人に尽くしたい」から「つくし世代」。

1 2 3

この記事の続きは、
人事の図書館の会員の方のみ、
ご覧いただけます。

最新記事

BACK NUMBER

一覧へ

おすすめ記事

一覧へ