産学連携に取り組み、社会人基礎力を育むゼミの活動。

近畿大学 経営学部 経営学科 古殿ゼミ 教授 古殿幸雄さん/ゼミ長 野副丈司さん/藤間秀剛さん

社会人基礎力グランプリ・近畿大会で優勝。

まずは、近畿大学で教鞭をとられている古殿教授にお話を伺いました。

――積極的に産学連携に取り組まれているそうですね。

きっかけは2008年です。当時は前任校の学部長として、学部の学生をどう教育していくかを日夜考えていたのですが、大学の中での学びだけでなく、実社会や外部の方と連携した学びが必要だと感じましたので、企業にご協力いただけないかと思い、以前から縁のあった方に連絡しておりました。そのときに、たまたまサントリーの担当者からご賛同をいただき、ご協力いただくことになったことから産学連携が実現しました。
企業にとっても社会貢献としてPRできますし、とある企業は、私どもとさせていただいた取り組みを社内で発表したところ、社内コンテストで優勝されたと伺いましたので、社内外問わずいい影響を及ぼしていることと思います。

――ゼミではどのような活動をされていますか。

今年は、9月に新しく完成した、本学の次世代型食堂と、連動したイベントを開催しました。この食堂は、スポーツウェアで有名なアンダーアーマーの日本総代理店である、株式会社ドームとコラボしてできた食堂で、学生に栄養価が高く健康的な食事を提供しています。イベントでは、食堂の紹介に併せて、サントリービバレッジソリューション株式会社にも協力いただき、トクホ飲料の特長を紹介しました。実学教育の一環として、学生の企画力・運営力・データ分析能力・提案力を育みましたので、集大成として「人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ」で発表する予定です。

――昨年は近畿大会で優勝されていますよね。

「人生100年時代の社会人基礎力育成グランプリ」ですが、前任校にいた頃から、10年ほどにわたり毎年出場しています。私たち研究者や、理系の大学生は、自身の研究を学会という場で発表しますが、文系学生が、自身の取り組みを発表することはあまりありませんので、そういった機会を設ける目的で参加しています。昨年は初めて近畿大会で優勝することができましたが、受賞の有無以上に、発表やその準備で磨かれるプレゼンテーションスキルや、他の学生の発表を聞くことは、学生にとって大きな学び・刺激になっていますし、将来にも大きく役に立つことでしょう。

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